リューン~私の虚妄と滅びの剣~
リューン再演千秋楽!お疲れ様でした!!
どぅも~~ぅ!みんな元気ぃ~?
自称リューン芸人やらせてもらってますぴのりンです☆(とは)
ところでみなさん!ジャニオタの履修必須舞台、リューンはご覧になられましたか?
▶︎まだの皆さんはいますぐ #リューン再々演希望 でツイートしてください。再演の夢は叶います。(実証済み)
▷もうみたよ~!って方も #リューン再々演希望 てツイートしてください。再演の夢は叶います。(実証済み)
と、いう冗談はさておきです。
一身上の都合により、千秋楽に行けなかったのがあまりにも辛すぎるので今日は必死にブログを書きますね。
『リューン~私の虚妄と滅びの剣~』
あれですね。考察ブログというやつですよ。
で、まぁ考察ブログを書こうとしたんですけど、あまりにもリューンこじらせすぎた人のただの虚妄の話になったので、虚妄ブログです。
ほとんど夢小説の域です。
※リューンをご覧になったことがない皆さんは、いますぐ閉じてお帰り頂いて構いません。
たぶん9割何言ってるかわからないと思います。
※自分のリューンの世界観を大切にしたい人もお勧めしません。
私はまだわりと初演のときのデータで話してて、再演の方は2回しか見れてないので、大体が初演のデータに基づく虚妄です。
相容れない部分しかないと思いますし、観劇って正解がないんでね!!!!
ここ違うと思う…とか、いや~私はこう思うねんけど…とかの文句は一切受け付けておりませんので!違うやろなっていうのは私もわかってる上での虚妄です!
自分の考えが正しいんだぞ!と、思っている方は今すぐ読むのを止めて自分でブログ書いて!全部自己責任ですからね!!!わたしはこれが正しいやなんて1ミリも思っておりませんので!言うたで?言うたからな?
正直わたしの意見に惑わされないで欲しい気持ちは山々ですが、考察聞きたいよのお声も頂いたので、チャレンジしてみますね…
今回はこちらの5本の議題で参りましょう。
- フローリアも風の声を聞いてる説
- リューン・フローは果たして魔法が使えるのか
- リューン・ダイはどうして滅びの剣を離せないのか
- ダイスはどうして死ねたのか
- ダナトリアはなぜフローを救ったか
正直めっちゃ長いですし、めっちゃ読むのしんどいと思います。
Twitterでもいいましたが、ダナトリアの命を助けた書物くらいの長さになるので覚悟して読み進めてね。あ、ちなみに1万字です。
では覚悟はいいですね?
とりあえず、リューン初心者マークの方もいらっしゃると思うので、顔と名前が一致するようにこのブログにでてくる登場人物を適当にざっと整理した相関図を貼っておきます。
いけました?あっめっちゃ適当なのバレました?ごめんなさい(小声)
さぁではいきましょう!!!!まず一つ目!
①フローリアも風の声を聞いてる説
「あんたも風の声が聞こえるのかいリューンフロー」というセリフ、「風が歌ってる気がする…」というセリフ、そして最後の「風の声を」というセリフを先に言ったフローリアに対するフローの表情が「もしかして…フローリアも聞こえるのね?」って顔をしているとしか思えません。
フローリアはきっと風の声が聞こえるほんとうに優しい大人。いろんな人のいろんな声や悩みや苦しみを聞いて、ルトフの里で平和を願っているお母さんです。
フローリアには苗字はないけれど、もしかしたら彼女も何かしらでリューン一族の血を引いているんじゃないだろうか。
フローリアはそんな風の声を聞くことが出来た人間だったから、フローとダイが叫んだ苦しみの風の声が、リューン一族の暮らしていたの焼け跡から聞こえたんだと思います。
里長のフローリアが突然5歳のエルカを置いて旅に出たのも、もしかしたらそんな2人の悲痛な叫びを風の声を通して聞いてしまったからなのかもしれない。焼け跡から2人を見つけられたのは、フローリアのその力があったからなのかもしれません。
脚本家の篠原先生が、初演のパンフで『私たちの周りにはいつも音や声があふれていますが、苦しみや孤独の中にいる仲間の遠吠えは聞こえているでしょうか…。この物語は、そんな思いから形作られてきました』というメッセージを残していらっしゃいます。
再演のパンフでは『剣をもつリューン(少年兵)も歌うリューン(旅芸人)も現実にいる世界ならせめて、ルトフの里のおとなでありたい…』と残されていました。
聞いて欲しい……
どこかで辛い思いをしている人の心の声を…
そして辛い思いを抱えて生きている子どもがどこかにいるのならば、そんな子ども達を大人として絶対に守り、愛していかなければならない…そう思いませんか?ということですよね…(号泣)
そんなフローリアはリューンの作品の中で、作家さんが最も訴えたかった自身の気持ちに、一番近い役だったのではないかなと私は思います。ママ……大好きです。
一角狼座の劇中劇で、魔法使いが「わたしの話に耳を〜」って言ってるのに、滅多刺しにして話を聞かずに殺すガンドラ王は、人の話も聞き入れないで初めから可能性を握り潰してしまう人達のことを表しているのかなってちょっと思います。
一方でフローリアは、15歳のエルカが、旅に行く時もその可能性を認めてとめなかった。しっかり子どもの気持ち、声が届いている大人ですよね。
私が15歳の娘の親だったら絶対に許しませんけど…(笑)
フローリアは風の声が聞けるので、もしかしたらエルカから届く風の声を聞いてルトフの里で無事を確認していたのかもな…なんて思いながらみていました…(GPSかよ)
②フローは果たして魔法が使えるのか
フローは魔法道具をうまく使うことはできたし、風の魔法使い「リューン」の末裔であるリューン一族の人間なので風の声だけはたまたま聞こえた。
けど、魔法は使えないと私は思います。
催眠術でも超能力でもそうだけど、魔法はなにより「信じてみる力」が強くなければ使えないと思います。
フローにはきっとその力があった。
魔法を信じる力、ダイを救えると信じる力。
エルカを止めた時だってそうでした。あの時、取り憑かれたエルカの前で自分の身を呈することができたのは、エルカのことを信じていたから。「落ち着いて…僕だよ…!」そう訴えれば、エルカは刺さないと彼が信じていたからです。
フローは魔法は使えないけど、信じるという最強の魔法が使えたんだと思う。
最後のシーンでも、ダイのまえに立ちはだかったフローは、結局剣を床に置いてダイを殺そうとしなかった。
ダイのことを最後の最後まで強烈に信じ抜けば、ダイを救えると思ったのかもしれない。
そして、絶対にダイは、僕を殺さないと信じていたのかもしれない。
ドルデンの魔剣がほんとうに強いのかもわからないのに、左手を差しちゃうし…風の洞窟にいるかもわからないのにそこにいるって確信するし…フローの行動は、結局はすべて信じる力が生み出した行動だったなぁと思います。
では、フローが使えたあの歌う魔法は何だったんでしょうか?
「シャルヴレラピア~ヒュルラヴレサリア~」の風のレクイエムは、風の妖精とフロー以外は劇中にだれもあの曲を歌って魔力を封じていないので、もしかしたらあの呪文は誰が歌っても黒い獣に使える魔法の呪文のかもしれない。メロディや歌詞の履修が必要なだけで…。フローは魔法を信じていたので、ダイス先生にもいろんな話を聞いていました。だからたまたまダイス先生にあの歌を教えて貰ったことがあったんですよね…何かあったら歌ってみな?って…魔法使えるかもよ?って……
シャルレヴ~レラ~ピア~は、エルカとダイとフローが3人で呪文を唱えても剣が蘇った(効果があった)ように、フローだからという概念ではなく、あの言葉自体に意味があるんじゃないだろうかと思います。
フローが呪文無しで普通に歌った「約束」は、あんなに歌っているのに結局効力が効かずにダイはフローを刺そうとするので、あの時は風の妖精の歌で一時的に剣が落ち着いたのかと…
あとは「恨み」の逆の心がダイの心の中に入ってきたことで、黒い獣が弱ったのかもしれないです。
まぁつまり、フローは魔法使いではないと推測します!!
か、かわいい…
③ダイはどうして滅びの剣を離せないのか
※これに関してはみんなもう既に認識してるとおもうけどね!
エルカは1度抜いた滅びの剣を、フローの歌によって手放すことが出来た。でもダイが止まらなくなってしまったのは、きっとダナトリアへの強い復讐心があったからですよね。
一角郎座でフローが歌ったとき、あと少しの所で手から離れたのに、ダナトリアがダイを襲ってきたから「カキーンっ」って剣が反応してしまった……そしてダイはやる気も才能も♪見える♪っな最強の戦士なので、あいにく人を斬るポテンシャルもきっとすごかったんやろう……あぁどんまい…(合掌)
黒い獣は、ガンドラ王の妬みや嫉みや恨みやそういう気持ちが固まって生まれた妖怪なので、「その目だその声だそれが欲しぃ~」って言ってたように、人を恨む気持ちをバクバク食って生きてる。つまり「恨み」が大好物。
人を殺せば殺すほど、誰かから向けられる恨みで大きくなって元気になってしまうので、ルトフの里で大量虐殺した後は威力が増しすぎて、ダイがバサバサフライアゲン()できるレベルにまで到達してしまいます。
ダイはそんな自分をとても恨んだはず。
でも自分を恨めば恨むほど黒い獣はそれを食べてまた大きくなります。
そんなダイの行き着いた先は…
「何もかも滅したい悲しみも憎しみも」
なんです。
もうこの悲しい気持ちも、ダナトリアへの復讐も、自分への憤りも、もう全部滅ぼしたい。やめにしたい。この地球から全部なくなってしまえばいい。負の感情を全て滅ぼそう。
そうすれば本当の幸せな朝が来るんだ。と…
自暴自棄になったリューンダイは、こうして全てを滅ぼすことを得意とする黒い獣と一体化しはじめます。
でも、目の前に現れて、ほんとうに滅ぼせない人がいますよね。
それがリューン・フローなんです。
ダイの心は、もうほとんど黒い獣一色になっていましたが、相手がフローであることに気づき、それはそれは一生懸命抵抗します。
ダイスのときだって座長のときだって、ダイは抵抗できていたはずなのに…。
フローはダイにとってそれくらい、絶対に殺しちゃダメな存在なんでしょうね。
そして、その相手を務めたフローが、突然対峙のシーンで覚醒したのは、もちろんフローの覚悟が変わったこともあるけど、私はドルデンの魔剣の威力が結構あるとおもいます。無くなった舌をもとに戻せるくらいの最強の魔法道具使いクラートンがかけたおまじないなので、結構すごいと思ってます。
魔法を信じたフローだからこそ、あの魔剣が効力をより発揮したんだと思います。
フローははじめ、ダイを殺すつもりでした。自分はもう歌も歌えないし、ダイを剣から救ってあげられない。
だからもう…殺すしか方法はない。
自分は腕も耳も舌もなくなって、信じることが大得意なのに、はじめて人(ファンルン)にも裏切られた。それでもフローはそれでも最後まで信じることをやめなかった。だから剣を抜いて走りました。
自分ならダイを救えると信じて。
ダイのことになると、本当に強いひとですね。でも、家族がいないフローにとって、唯一同じ気持ちを理解してくれる存在はダイだけなのですから、ダイはもうひとりの自分なんですよねきっと。自分はもう無理だから、せめてもう一人の自分はなんとか幸せでいてほしい。フローの幸せはきっとダイの幸せなんです。そんな気持ちが溢れて見えます。私が同じ状況でも、そうするかなと思いました。自分を犠牲にしているのは、もうあの新月戦争が終わった時点で、どこか自分のために生きることを諦めたフローくんがいるからなのかもしれません。(話が逸れましたすみません)
風の洞窟の対峙シーンで、ダナトリアが出てきた時に「フロー!邪魔するな!」とダイ自身が言う場面がありますよね。やっぱりダイはダナトリアへの復讐が忘れられないんですよ…今こうなってしまったのも元々は全部ダナトリアのせいですもんね。
フローだって、同じように両親を殺され、ダナトリアを恨んでるはずなのにあの時なぜダイを止めたのでしょう?
私は、フローがこのへんで「復讐の連鎖」の存在に気づいたからだと思います。
ダナトリアを殺せばまたダイが誰かに恨まれる。恨みが生まれると、また誰かが復讐をする。フローはこれを止めなければダイが救われないことに気づきます。まぁ結局ダナトリアは殺されてしまうんですけども…無念。
最後にダイスが刺されて滅びの剣はやっとダイの手から離れます。離れるというよりかは、あの剣は粉々になって風に戻ります。
何も無かった頃に、ただ戻るのです。
ほんとうによくがんばった…
おつかれさま、リューン達…(号泣)
④ダイスはどうして死ねたのか
さぁでは、どうして永遠の命を授けられたくせにダイスは最後に死ねたのでしょうか。
ダイス、もといガンドラ王は死んだと言うよりかは、「消えた」と私は認識しています。
本来だったら人は1000年も生きれません。ジャニーさんでもさすがに無理です。(いきて)
本当は死んでいるはずなんだけど、魔法によって生きていただけなので、ただ消えるだけなのです。
風の魔法使いは、はじめから滅びの剣を抹消する方法を知っています。それは、剣を固めた心の逆を歌うこと。
「人を妬んで殺す心」の逆。つまり…
「人を救うために身を呈する心」だったのかなと思いました。
でも風の魔法使いは優しいので、ガンドラ王が魔法使いを根絶やしにした当時、滅びの剣を抹消するために、若きガンドラ王に対して「自分が滅びの剣に刺されて死ね!!」とは強要しません。
風の魔法使いはファランディーアの泉に剣を封印し、ガンドラ王にはたっぷり反省してほしいのでそれと引き換えに永遠に死ねないようにしてやろうってちょっと意地悪な呪いをかけるんですね。死刑じゃなくて無期懲役みたいな優しさです。永遠に生きさせたのは、またこういうことが起こらないように、人間界をガンドラ王に統制して欲しかったからだと思います。魔法使い代表として。まぁ「それが~お前に課せられた~罰だ~!」という訳です。
ダイス先生は、ほとんどこの世に誰もいなくなった状況から生きているのに、魔法の研究もクソもないので、きっと学者というのはフェイクで、本当は滅びの剣を守り続けるための番人として、誰かが殺戮のために掘り起こす必要もない調和を愛するルトフの里★のような平和な里をイチから作ります。
そしてその事は、ルトフの里の里長になる者には必ず伝えられていきます。もしかしたら既にアリーシャも知っています。
あの「通過の儀」で渡す箱は、ダイスがいつかその真実に気づいた時に滅びの剣によって命を絶てるように、風の魔法使いが残してくれたかもしれない箱で、長の持ち物というよりかは、この里の持ち物として後世に受け継がれていきます。きっとあの箱は、もともとアリーシャの次の長になるであろうエルカにのみ、内緒で渡されるものでした。(だからアリーシャとフローリアしか箱の話はしていません)
でも、エルカったら…また無断でフローリアの鏡台に触って!!!
結局エルカはな~んのガチなお話を聞いていないのに、“前の里長のおばあちゃんがなんか言うてた話”だけは覚えてたので開けてしまいますよね……いやおばあちゃんもおばあちゃんやで……。
そうして生まれてしまった止まることは無い滅びの剣~。
この時ダイスはまだ、この滅びの剣により自分の死ねない呪いが解けることに気づいていません。
ダイスはいつも「あの子達に罪はない」とか、「子どもはこの里の調和の印だ」とか、子どもに対しての愛が溢れてて、あーー自分がみんなを殺してしまったんやもんな…新しい命って貴重よな…って勝手に思ってしまいます。
そんな子ども大好きダイスは、フローが刺されるくらいなら僕が刺されようウォッウォッウォウォッウォッウォイェイイェイイェイイェーイ(突然のfire bird)ってかんじでダイに立ちはだかるんですが、まさにその考え方がビンゴ!!!!!ってなわけでして、「呪いが解けて死が私に微笑む~やっと~」なのですね。
ビンゴおめでとうございます。
いや自分が永遠に死ねへんくせになんでいちいち刺されることを怖がってたん?
ってふと思ったんですけど、ダイスってもしかしたら刺したことはあっても今まで刺されたことは1度もなくて、のうのうと生きてた王様なのでシンプルに痛いの怖いんかなって割と思います(笑)
死にたい~とか言う割に、嘆いたとて~憎んだとて~はしてるけど、自ら死ぬために首吊ってみたりはしてなさそう(笑)
砂漠で倒れた時も死ねへんくせに一生懸命水飲んでたので…
水晶玉のおかげでギリギリのところで避けれてましたが、死なへんくせに「命を救ってくれる」って言ってるので、もしかしたら滅びの剣によって自分が死ねることを水晶玉を見て気づいてしまったのかも…
ただ、知っていたとすると、もうその時に死んどけや!という話になるので…
砂漠でダイに刺される時は、人を救うために身を呈すこととは少し違うから、結局死ねずに、ひたすら痛いだけで終わるので、避けただけかもしれません…
風の洞窟でフローとダイが戦うときも、もう初めからさっさと身を呈してくれたらいいのに、いちいちフローが歌うのを応援してるのはよくわからないんですけど、まぁ刺されて痛いのがこわかったんかな…
みたいな軽い話に落ち着いてしまったので反省してま~す!!!風に戻りま~す!
ごめんごめぇん!(台無し)※ダイだけに
⑤ダナトリアはどうしてフローを助けたのか
ダナトリアってめっちゃええ奴やねんで????
って話なんですよ。
ダナトリアはカダ王国の若き陛下に仕えるアレですよね。(どれ)
陛下のために滅びの剣を命を顧みずにGETしてくるんですよ?地方に住んでる娘のために朝からジャニーズの物販に並ばされる単身赴任の父くらい優しい。
そんなダナトリア、あのさっすがは自警団団長マーナム先生でさえタイマンでボコボコにするので相当強いのに、子どものダイに足を切られてプライドがズタズタですよね。そりゃもう意地でも滅びの剣GETしたいと思います。
フローが僕に任せてくれないかなって言った時、ダナトリアは「いやいや絶対無理やろ~」と思ったから、絶対せぇへんとおもって試し斬りさせてくれたらいいよ~(笑顔)って言ったもののほんまに差し出すから「何だこの恐ろしい蜂は」ってなったんでしょうね。
どうせ小僧がダイを殺すのは無理なの分かってるから~ってことで、一旦フローで様子見をして、最終的に自分が滅びの剣をGETする作戦を立てます。
そんな中で見つけたのがあの書物です。
ダナトリアが読んでいた書物は、それこそ「リューン~風の魔法と滅びの剣~」のすべてが書かれた書物なのではないかと…
若き国王のために滅びの剣を手に入れるため、まずは相手のことを調べるのは戦士として当然のことなので、滅びの剣の勉強をしていく上で見つけた書物であり、旅をしながら読んでいた本なのではないでしょうか。
ダナトリアは旅の途中で、その本に書かれている「滅びの剣」の成り立ちや、「風の魔法使いリューン」の話や、「風の呪文」や「リューン一族」についても、この物語の全てをそこで知った。
ほとんど登場していないダナトリアが、最後のシーンで急に物分りが良くなるのは、この書物のおかげだと思われます。
その上で、ダナトリアがルトフを襲った時に、リューンフローが歌った歌で滅びの剣の威力が弱まったことを思い出し、あのなんちゃらルレラピアをリューンフローが歌えば滅びの剣を止められることに気づいた。
ダナトリアは既に風の洞窟に来た時点で、この物語の全てを察しているのかもしれない。
ファンルンは残念ですがギャンギャンうるさいし邪魔なのでとりあえずお先にこのへんで殺しておきます(適当)
しかし、ダナトリアはリューン・ダイが自分のことを憎む気持ちが無くならない限り限り、歌おうがどうしようが滅びの剣を離さないことも知っている。
だから「どうしても殺したいらしい」と言い放って、最終的にはダイに刺される。
ダナトリアがエルカに本を投げた時「まだ読んでる途中だったんだがな」と言うのは、自分がこのリューンという物語を最後まで生きれないことを表したセリフなんじゃないかと思います。
ダイス先生が身を呈して、滅びの剣が消えるところまではまだ読めていないのです…
ダイに刺されたダナトリアは、あとはフローが歌えば、滅びの剣を止められることまでは知っているので、クラートンに舌を治すようにお願いします。
クラートンは、舌を治すのに相当の力を使って、フラフラになりながら去っていきます。
魔法道具を使うのも、相当な体力を使うのですね…白くて長い髭も生えているし、きっと歳も若くないので、クラートンももうそう長くはないんでしょう
ダナトリアは、クラートンの髭をよしよし撫でていたので、ただ金で雇っている魔法使いとしてではなく、何か特別に気に入ってるはず。
昔、クラートンは1度誰かに命を狙われ、殺されかけましたが、きっとダナトリアがクラートンをその命を救ったんだと推測します。ダナトリアはクラートンを可愛がり、クラートンはダナトリアのおかげで今こうして生活をしていくことが出来ています。
クラートンが最後、命を尽くしてまでダナトリアの言うことを聞いたのはそういう背景があるのかもしれない。
ダナトリアに助けて頂いた命を、最後までダナトリアに使い果たしたというクラートンの愛を感じました。
と、言うわけで、以上5本のくそ長い虚妄考察をお送りしました!
まだまだ実は言いたいことがあるんですよね!!
たたら島は魔法使いが消えたことにより商売繁盛したので、魔法使いのことをやたらめったらおそれるカーロンの話とか……フローが試し斬りする!って言った時のファンルンの表情を見て、血の匂いを感じてニヤつくクラートンの話とか……ファンルンの「運命ってのはそう簡単に変わらないぜ」が最後の風の魔法使いの「2人は運命に勝った…戦わないという方法で」の伏線になってることとか……あっフローはエルカに片想いしてる話するのわすれてた!やば!
まぁまた思い出したらTwitterにでも書きますか!ね!!!(笑顔)アハハハハ(笑顔)1万字書いて疲れました(笑顔)
で、最後にリューンの総評を述べたいと思うんですけど…
私はリューンに強烈な「愛の力」を感じるんですよね。
身を呈してダイを助けるフローも、身を呈したダイスも、皆のご飯作るフローリアも、危険な任務もうやめてのアリーシャも、1人で里見張るマーナムも、素敵な事を沢山教えてあげたいエルカも、一角狼座守りたいアルムスも、若き陛下の為に皆殺しするダナトリアも、全部それは「真実の愛」なんだよなぁ…
— ぴのりン (@kj_pinorin) 2019年6月9日
これなんですけど…全ての人が様々な形で「愛」をぶちかますんですよね…
これがもうたまんなくて…(号泣)
リューンカンパニーが、それこそ
愛に充ちた一座
である所以なんだと思います。
丈くんと大橋くんが主演だったから、たまたま見に行けた舞台でしたが、こんなにも好きだ!もう一度みたい!と思える舞台は本当に初めてでした。
もともとミュージカルが大好きで、それこそこれまで色んなミュージカルを見たりはしてるんですけど、こんなに金がかかってないのにお話の良さと曲の良さがほんとに………ビビるくらい最高のミュージカルは!!!!!史上初!!!!!!
絶対に再再演して頂きたいですし、こんなに最高のお話と、最高の音楽が、一部の丈橋担の中だけで完結するのはめちゃめちゃに悔しい!!!!!!!!
DVD化されて音源化されて、書籍化されてシリーズ化されないとおかしいんですよ!!!!
ま!じ!で!!!!!!
聞いてる~?????
そしてあちらサイドがしないので、こちらで全部やるオタク(怖)
なので、必ず再々演があること、そして再々再々演があること、これからも若き有能なシンメが演じ続けていってくれること、たくさんの願いを私の心の短冊に書いて、天の川を見つめますね…(明日は七夕)
まとまりのない文書で大変申し訳ありませんが、リューンって素敵な舞台なんだよってことが言いたかっただけです…。ほんとに読んでいただきありがとうございました。
締め方がわからないので、いつものやりますか!
え、最後まで読んだ方はどうせリューンのオタクなのでわかりますよね?
せーのっ
リューーーン
カンパニーーーーーー!!!(号泣)
~♪(流れる風の舟)
お疲れ様でした(号泣)(号泣)(号泣)(トイレに駆け込む)